
TOMMASO CAPPELLATO-THE KNIGHT
自虐からではなく多くの日本人よりヨーロッパ、アメリカには名が通ってなくとも優れた演奏技術を持ったミュージシャンが多い。メジャー流通で音源が出回っていなくとも。このニッチでもそんな欧州のミュージシャンのライヴのお手伝いなどし実際見聞きしてきたし、また現在もあまり宣伝されないまま来日にライヴを行う者も少なくない。Tommaso Cappellato、彼もそんな中の一人。イタリア生まれのコンポーザーでもありドラマーのトマゾ・カペラトは、過去10年間ニューヨークに在住し、New School Universityを卒業、その間にSteve Grossman, Debbie Harry (Blondie),Jon Hendricks, The Jazz Passengers, Enrico Pieranunzi,Marc Ribot, Pietro Tonolo, Bill Ware’s Vibes他と共演、そしてTrio65 (Jazz), Bill Ware’s Urban Vibes(Funk/Electronic) Jacoband (Folk/Rock), Andrea Monteiro &Brazilian Love (Brazilian)らのプロジェクトに参加する。
2004年、ブルックリンに拠点を置くMC,Yah Supremeと共にヒップホップグループ Brohemianを結成し、アルバム”Post Modern Garden”をリリース、このアルバムでトマゾは演奏の他に全プロデュースも担当する。2005年セネガルへ旅立ち、そこでギニアのパーカッショニストでもありシンガーのSalif Bangoura と共にアルバム”Sali Dons: LeDestine”をレコーディング。
現在トマゾはイタリアを拠点に世界各地を周り続け、各地で彼自身のグループを率いて、ジャズとその即興演奏、電子音楽、前衛音楽、正にニッチで紹介するにピッタリな枠に収まらないワールド・コンテンポラリーな音楽家で昨年の8月にはひっそりと来日しここ関西では京都で気鋭のグループBased On Kyotoのディジリドゥ・パーカッションのAKI-RASUNRISEとも共演している。
そんなトマゾの新作がイタリア新興ジャズレーベルELEFANTEROSSOから12インチレコードで出た。「THE KNIGHT」、サックスのMichael BlakeにダブルベースでJoe Rehmer、国内盤も出ている新進気鋭の(24歳!!)ピアニストGiovanniGuidiとのクァルテットで重厚な演奏を聴かせてくれている。さらに強力なのがオランダのRush Hourレコード傘下イタリアで優れたハウス・ダウンテンポレコードを出しているMorphineレコードのオーナーでもあるRA.HことRabih BeaniによるエディットはMoodymanやCarl Craig、Theo Parrishといったテクノ・ハウスと繋げて聴いても違和感無しのものでお勧め。
Venezia Suona 2008でのソロドラム








